TPH-A
- 推奨分野:






容量帯 ±500N・m~±50kN・m
非接触型の高精度・高応答型トルク変換器で、最高10000rpmまで測定可能です。本器の最大の特長は高剛性ですが、それを確実に発揮するため専用のフレキシブルカップリングが一体化されています。
スリップリングなどの接触部がないため、高速回転系の長期間計測でも、安心してお使いいただけます。また、専用増幅器内蔵により電圧・電流出力を直接かつ同時に取り出すことができますので、記録器や指示器にダイレクトに接続できるだけでなく、A-D変換器を介してパソコンでデータを集録することも可能です。
さらに、回転速度出力も標準装備なので、トルクと回転速度を同時に計測することができます。(特許登録済)
特長
- ねじり剛性が高く、カップリングを含めた剛性は弊社従来品の約10~20倍、応答性が約3倍以上
- スリップリングやベアリングなどの接触部分がないため、メンテナンスが容易で、高速回転での使用に適している
- 回転摩擦による温度上昇がないので、特性が安定している
- 電源の供給は回転トランス方式、信号伝送はディジタル信号の光伝送なので、伝送による干渉がなく、かつ信号の伝達ロスが生じにくく、ノイズが非常に少ない
- ダイアフラム式のフレキシブルカップリングを標準装備
- 専用増幅器内蔵で電圧(±10V)、電流(12±8mA)の出力が可能
- 回転速度出力付き(オープンコレクタ出力)なので、ディジタル回転計で測定が可能(1パルス/回転)
関連PDFダウンロード
- TPH-A (1.52 MB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-A 取扱説明書 (657.22 kB)
CADデータダウンロード
- 高剛性トルク変換器 TPH-50KMA (669.81 kB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-200KMA (650.98 kB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-500KMA (640.94 kB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-1TMA (482.81 kB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-2TMA (472.55 kB)
- 高剛性トルク変換器 TPH-5TMA (476.80 kB)
仕様
| 型式名 |
定格 容量 |
共振周波数(約) | 最高回転速度(rpm) |
ねじればね定数 N・m/rad |
改善比(倍) | 軸方向ばね定数N/mm | 慣性モーメント約(kg・m 2 ) | 質量(約) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本 器 | 従来品※ | ||||||||
| TPH-50KMA |
±500 N・m |
1.0kHz | 10000 | 6.37×10 5 | 3.04×10 4 | 21.0 | 3.1×10 3 | 0.032 | 10.7kg |
| TPH-100KMA |
±1k N・m |
1.0kHz | 1.67×10 6 | 8.13×10 4 | 20.5 | 3.2×10 3 | 0.070 | 15.9kg | |
| TPH-200KMA |
±2k N・m |
1.4kHz | 3.04×10 6 | 1.67×10 5 | 18.2 | ||||
| TPH-500KMA |
±5k N・m |
1.5kHz | 2.25×10 6 | 3.53×10 5 | 6.4 | 2.6×10 3 | 0.120 | 18.4kg | |
| TPH-1TMA |
±10k N・m |
1.6kHz | 5000 | 7.35×10 6 | 6.96×10 5 | 10.6 | 2.1×10 3 | 0.650 | 40kg |
| TPH-2TMA |
±20k N・m |
1.7kHz | 3000 | 1.47×10 7 | 1.18×10 6 | 12.5 | 2.5×10 3 | 0.810 | 53kg |
| TPH-4TMA |
±40k N・m |
2.3kHz | 2.94×10 7 | 2.0×10 3 | 1.580 | 83kg | |||
| TPH-5TMA |
±50k N・m |
2.4kHz | 4.90×10 7 | 2.0×10 3 | 1.700 | 100kg | |||
※従来品(弊社製)はトルク変換器のみの場合(カップリングを含まない) 共振周波数はカップリングを含む
性能
| 定格容量 | 表参照 |
| 非直線性 | ±0.2%RO以内(1TMA以上は±0.5%RO以内) |
| ヒステリシス | ±0.2%RO以内(1TMA以上は±0.5%RO以内) |
| 繰り返し性 | 0.1%RO以下(1TMA以上は0.5%RO以下) |
| 定格出力 | ±10V±0.02V(負荷抵抗10kΩ以上) |
| (1TMA以上は±10V±0.05V) | |
| ±8mA±0.04mA(負荷抵抗500Ω以下) | |
| (1TMA以上は±8mA±0.1mA) | |
| (-定格容量:4mA~ゼロ:12mA~+定格容量:20mA) |
環境特性
| 温度補償範囲 | -10~60℃(結露しないこと) |
| 零点の温度影響 | ±0.03%RO/℃以内 |
| 出力の温度影響 | ±0.03%/℃以内 |
電気的特性
| 増幅器応答周波数範囲 | DC~1kHz +1、-3dB |
| SN比 | 50dB P-P 以上(ノイズ60mV P-P 以下) |
| 電源 | AC90~240V |
機械的特性
| 許容過負荷 | 150%(1TMA以上は120%) 出力は約110%で飽和 |
| 最高回転速度 | 表参照 |
| 共振周波数 | 表参照 |
| ねじればね定数 | 表参照 |
| 軸方向ばね定数 | 表参照 |
| 慣性モーメント | 表参照 |
| 質量 | 表参照 |
TPH-Aを安全にお使いいただくために
TPH型トルク変換器にはケーシングがありません。回転部、カップリングがむき出しになっています。
回転部とカップリングの疲労破壊を考慮し、鋼板製等の安全カバーの設置等をご検討ください。
TPH型トルク変換器には、特別に設計されたダイアフラム式のカップリングが組み付けられています。
このカップリングに許容される軸のミスアライメントがカタログに記載されています。
このミスアライメントは最大値です。
ミスアライメントを小さくするようにセット(設定)してください。より安定したトルクの計測ができます。
※これ以外の一般的な安全使用上の注意については こちら を参照してください。
標準付属品
電源ケーブル(2m)、専用ボルト・ナット42組(2組の予備を含む)
注)フランジは、お客様各位でご準備ください。
TPH型高剛性トルク変換器の電源と信号の伝達原理
トルク計測の使用例

