ひずみゲージについて
- Q1.
- 120オームと350オームの使い分けは?
- Q2.
- ひずみゲージの抵抗値は何故100オームとか200オームのように区切りのよい抵抗値ではないのですか?
- Q3.
- ゲージのパッケージに抵抗値が表示されているが、規格上の偏差はどの位か?
- Q4.
- 120オーム、350オームのKFGゲージに印加するブリッジ印加電圧は何ボルト位が適当か?
- Q5.
- 外径がφ5以下の丸棒の円周方向にKFGゲージを接着したい。KFGゲージの型式と接着可能な外径の目安を教えて下さい。また、曲率面に接着した場合にどんなゲージ特性が低下するのか?
- Q1.
- 120オームと350オームの使い分けは?
- A1.
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通常、一般の応力─ひずみ測定には120オームタイプ、変換器の製作には350オームタイプが使用されます。
- Q2.
- ひずみゲージの抵抗値は何故100オームとか200オームのように区切りのよい抵抗値ではないのですか?
- A2.
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1938年に米国でひずみゲージが考案された時から抵抗値は120オーム、350オームが基準抵抗値とされ、各国のメーカーも準拠しています。
- Q3.
- ゲージのパッケージに抵抗値が表示されているが、規格上の偏差はどの位か?
- A3.
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単軸型(C1)KFGゲージの例を示します。
標準ゲージ 120±0.4オーム、350オーム±1.2オーム リード線付ゲージ 120±0.8オーム、350オーム±2.4オーム - Q4.
- 120オーム、350オームのKFGゲージに印加するブリッジ印加電圧は何ボルト位が適当か?
- A4.
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ゲージに印加できる電流はジュール熱による発熱と放熱の関係から、金属に接着した場合には20mAが限度である。しかし、零点の安定性を考慮すると実用的には、10~15mAが限度でブリッジ印加電圧は120オームで2~4ボルト、350オームで5~10ボルトが標準である。
但し、被測定物が薄いものであったり、プラスチックやセラミックスなどのように放熱の悪い材料では、さらに少ないブリッジ印加電圧が望ましい。 - Q5.
- 外径がφ5以下の丸棒の円周方向にKFGゲージを接着したい。KFGゲージの型式と接着可能な外径の目安を教えて下さい。また、曲率面に接着した場合にどんなゲージ特性が低下するのか?
- A5.
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型式名 接着可能な外径(mm) KFG-5-120-C1-11 φ4.5 KFG-2-120-C1-11 φ3.5 KFG-2N-120-C1-11 φ3.5 KFG-1-120-C1-11 φ3.0 KFG-1N-120-C1-11 φ3.0 曲率が小さな曲面にゲージを接着すると接着時に生ずる抵抗値変化などにより正常な測定に支障を来す場合がある。
(1)ひずみ測定器で初期不平衡がとれない。
(2)許容ひずみが減少する。KFGゲージのひずみ限界が5%以下となる。
(3)温度による見かけひずみの特性が変化する。
(4)接着剤の加圧不足や接着剤層の厚みムラなどにより疲労寿命やクリープ特性が低下する。

